長文です。。。(*_*)
以前blogで、とっても未熟な20年以上前の作品をご紹介した事があります。
その中の『水色のてんとう虫』という作品についてのお問い合わせを今でも頂きます。
blogの読者様やblogを読んだ講演会の参加者様から、この作品を絵本や映像にしてほしい。
というお声を今も続けて頂いております。(blogで紹介するのも躊躇したほどダメダメな作品なのに*_*)
Facebookを始めてからは、遠く海外の方が日本語を勉強してまで読んで下さったようで、メッセージを頂くようになり、この作品は人種差別問題を考える事にも繋がる。。。
等、思ってもみない身に余るお言葉まで頂くように。。。
私自身、人権関係の講演の依頼を頂くようになり、人権や差別について研究している教職員の方々との関わりの中、セクシャルマイノリティ当事者として経験をお話しする以外に、絵描きとして、何か出来る事はないものか。。。
子ども達にも、わかりやすく人権を伝えるために何かできないかと、考えるようになりました。
いじめ問題、体罰。。。
そして、いづれ親になる子ども達への人権教育は虐待防止や無縁社会問題解決にも繋がるかもしれない。。。
そんな思いを素人ながら思っていました。
17歳の時、私は幸い未遂に終わりましたが、苦しさから逃げようとこの世の中から自分を消そうと思った時期があります。。。
世の中にはまだまだ自分では、どうする事もできない問題で、あの頃の私のように苦しい日々を過ごしてる人がいる。。。
友達や応援してくださってた方で耐えることが出来ず、自らこの世を去った知り合いが沢山います。
私にはその思いを講演や作品で伝える義務があるように思えてなりません。
もちろん自費制作なると思うので、時間はかかるかもしれません。。。
この私の思いつきが果たして大丈夫なのか。。。
もちろん古い作品には何かと問題やトラブルも多く、作品を一から描き下ろさなければいけませんし、物語や設定もきちんも考え直さなければなりません。
それに、DVDにする場合BGMやナレーション、声優さん等をどうするのか。。。
などなど、問題は山積みですが。。。
スタッフAと共に、どうすれば実現できるのか、私なりに色々考えてみます。。。
大まかに、ですが物語をFacebookユーザーの皆様にも。。。
『水色のてんとう虫』
たまたま水色に生まれてしまったてんとう虫。。。
成長と共に周りの大人や初めて会った誰かに「どうしてそんな変な色に生まれたの」
「もっとてんとう虫らしくしなさい」
「そんな色で恥ずかしくないの?」
「なんでみんなと同じ色にならないの?」
「もっと普通になりなさい」
幼い頃から、ずっと言われ続けた言葉の数々に、どうする事もできず戸惑い、悩み、苦しい日々の中。。。
水色のてんとう虫は一人っきりで旅に出掛けました。。。
夢中で飛んでいる時は悩みを忘れることができました。
雨 が降って、飛べない時は悩みが心の中で大きくなるようでとても辛かった。。。
様々な出会いの中、欠点だと思っていた水色を素敵だと認めてくれる動物とも出会え、少しづつ自分らしさに気付きはじめます。
そんな中、自分と同じように、みんなと違う色に生まれたてんとう虫に出会います。
その出会いは水色君にとって、大きな出会いでした。
少しづつ水色に生まれた自分を好きになれました。。。
そうです。ベースは私自身の生い立ちです。。。。
絵を描いている時は性別の事を忘れ自由になれました。
差別を経験した時は、驚きと辛さで戸惑ったけど、それまでよりも他人に優しい自分を手に入れる事ができました。
絵本はまだまだ企画の段階ですが、
もっと内容を試行錯誤し、子ども達に何を伝えたいのか明確にする必要があります。
肌の色や性別等、もしかしたら人生は自分で選べない事がたくさんあるかもしれない。
でも、その与えられた人生をどう受け止め、どう生きるかは選ぶ事ができる。
障害と思うか個性と思うか、まず自分の受け止め方が大切。。。
ありのままの自分で良いんだ。
みんな違うから素敵なんだ。。。
絵本と出会った子ども達に、自分と他人との違いを受け入れられる感性を持って大人になってほしい。
そんな思いが伝わる物語になれば良いのですが。。。
この夢物語が実現するよう、どうか皆様も祈っててください。。。
お願いします^ ^
何だか又、長い投稿になってしまった事お許しください。。。☆